
「ウィッグを使ってみたいけれど、何を選べばいいのかわからない」
そんな方も多いのではないでしょうか。
ウィッグとひとことで言っても、頭全体を覆うものから、気になる部分だけをカバーするものまで、さまざまな種類があります。
大切なのは、たくさん隠せるものを選ぶことではなく、今の髪の状態やお悩みに合ったものを選ぶこと。
今回は、代表的なウィッグの種類と、それぞれどんな方に向いているのかをご紹介します。
こんな方へ
・初めてウィッグを検討している
・フルウィッグとヘアピースの違いがわからない
・分け目やつむじ、トップのボリュームが気になる
・自分にはどのタイプが合うのか知りたい
・できるだけ自然にウィッグを使いたい
ウィッグにはどんな種類がある?
ウィッグは、カバーしたい範囲によって大きく種類が分かれます。
「ウィッグ=頭全体にかぶるもの」というイメージを持っている方も多いのですが、実は気になる部分だけをカバーできるものもあります。
フルウィッグ
フルウィッグは、頭全体を覆うタイプのウィッグです。
髪全体をカバーしたい方や、脱毛の範囲が広い方などに向いています。
地毛の長さや毛量に左右されにくく、ウィッグだけでヘアスタイルを作ることができるのも特徴です。
一方で、頭全体を覆うため、サイズやフィット感がとても大切。
自然に見せるためには、顔まわりや前髪、毛量などをその方に合わせて調整することもポイントです。
トップピース・ヘアピース
トップピースやヘアピースは、地毛を活かしながら、気になる部分だけをカバーするウィッグです。
たとえば、
・分け目が目立つようになってきた
・つむじ周りが気になる
・トップにボリュームがほしい
・前髪から頭頂部にかけてカバーしたい
といった方に向いています。
自分の髪と馴染ませて使うため、自然に見せやすいのも大きな特徴です。
ヘアピースには小さなものから広範囲をカバーできるものまでさまざまなサイズがあり、「どこを、どのくらいカバーしたいか」によって選ぶものが変わります。
前髪・部分ウィッグ
前髪や生え際など、さらに小さな範囲をピンポイントでカバーするタイプもあります。
「前髪の毛量だけ少し増やしたい」
「生え際だけ気になる」
など、カバーしたい場所が限定されている方には、小さなウィッグで十分な場合もあります。
必要以上に大きなものをつけないことで、より手軽に使えることもあります。
自分に合ったウィッグを選ぶポイント
ウィッグ選びで大切なのは、単純に「小さい・大きい」だけではありません。
今の髪の状態・カバーしたい範囲・地毛の色・毛量・普段のヘアスタイル・つけ心地など、いくつかのポイントを見ながら選んでいきます。
特にヘアピースの場合、地毛と一緒に見えるものなので、色や毛量の馴染み方も大切です。
同じウィッグでも、つける位置やカットの仕方によって見え方は変わります。
美容師としていろいろなウィッグを見てきて感じるのは、「ウィッグそのもの」だけでなく、その方の髪にどう馴染ませるかもとても大切だということです。
「大きいものを選べば安心」とは限りません
初めてウィッグを選ぶと、
「広くカバーできる方が安心かな?」
と思うこともあるかもしれません。
でも、必ずしも大きいウィッグがその方に合うとは限りません。
気になっているのが分け目やつむじ周辺だけなら、小さめのヘアピースで自然にカバーできることもあります。
反対に、カバーしたい範囲に対して小さすぎるものを選ぶと、思うように馴染まないことも。
だからこそ、必要な範囲をきちんと見極めて選ぶことが大切です。
できれば実際に試着して選ぶのがおすすめ
ネットで写真を見ているだけでは、
「この大きさで足りるかな?」
「自分の髪色に合うかな?」
「毛量が多すぎないかな?」
など、なかなか判断しにくいものです。
特に初めてウィッグを使う方には、できれば一度、実際に見て、触れて、試着してみることをおすすめしています。
つけてみることで、「思っていたより小さいもので大丈夫だった」「この色の方が地毛に馴染む」など、写真だけではわからなかったことが見えてきます。
私が行っている【My Hair Piece】でも、複数のトップピースを実際に試着しながら、今の髪の状態や普段のヘアスタイルに合わせて、一緒に選んでいきます。
購入することを前提としたものではないので、まずは自分にどんなものが合うのか知りたいという方にもご利用いただけます。
ちなみにネットで購入する際は自分の頭部や気になる部分を測定して記載のサイズと比べて選ぶことが大事です。
いかがでしたか?
ウィッグにはさまざまな種類がありますが、「どれが一番いいか」ではなく、「今の自分にはどれが合っているか」が大切です。
必要なカバー範囲も、自然だと感じる毛量も、心地よいつけ心地も、一人ひとり違います。
だからこそ、最初からひとつに決めなくても大丈夫。
いろいろ見て、試して、比べながら。
あなたにとって心地よいひとつを見つけてみてください。

